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第6回「苓洲会」3月11日(日)13:00~16:00
於:銀座「クラブ 赤石」


兼題=「春めいて」「猫柳」「朝寝」

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  作品 (指導前の原文です)

作者

選者

春めいて梅の子メジロ嬉しそう

坂川


春めいて自然の匂い風邪はこぶ

緒方


茶を入れる音も朧の朝寝かな

西岡

赤石、本田

春めいてコートを脱がす陽気かな

小山

出口

春めくや潮の匂いの真砂路

西岡


春めくもあの震災がのしかかる

坂川

小山

春めいて朝餉(あさげ)の支度苦にならず

緒方

西岡、今福

窓越しに春めく色めく色を楽しみに                   

出口


9

春めくや野山に響く風便り

藤川

志茂、緒方

10

がすみ相模の海に富士遠く                   

今福

坂川、西岡

11

猫柳心にくし美一枝なり

緒方


12

春めくや近所の猫の遊び来る

西岡


13

まどに射す春めく光温かく

出口

小山

14

猫柳風邪に揺られて水辺かな

志茂

出口、坂川、西岡、緒方、今福

15

出羽の国雪に埋もれるお墓かな

坂川


16

猫柳利根の川原で戯れり

小山

赤石、本田、緒方

17

猫柳そっとつまみて放しけり

西岡

志茂

18

房総へ旅せし園の猫柳

緒方

本田

19

窓あけし灯の幅に降る春の雪

西岡


20

退職し悠々自適の朝寝坊

今福


21

ごはんだよ声にくらしい朝寝かな

出口


22

朝寝坊夢の中まで美人ママ

藤川


23

朝寝坊三文損し朝飯も

藤川


24

いつの日もうつつの如く朝寝

緒方

今福

25

花粉とび子株増やすか猫柳

志茂


26

円覚寺選仏場と梅が香を

緒方


27

青柳や御花屋敷の海鼠壁(なまこかべ)

西岡


28

寒空に芽出し忘れて猫やなぎ

今福


29

朝寝して母の電話で目が覚める

小山


30

日を浴びて光る猫柳菩薩なり

緒方

赤石、志茂

31

春くると草芽つたえる寒野原(かんのはら)

藤川


32

朝寝して日の短さに慌てけり

志茂

岩下、本田

33

もじもじと床の温もり起きづらく

出口


34

(ふき)のとう つんで天ぷら春めくや

志茂


35

川の土手つぼみふくらむねこやなぎ

出口

志茂、今福

36

菜の花も高値どまり元気ない

志茂


37

春の池鳥の散歩に魚はねる

藤川

緒方

38

梅林や蕾ばかりの花見酒

今福

出口、岩下、坂川

39

朝寝してしあわせ覚ゆ休業日

本田

小山

40

寒椿一輪挿して焼香す

今福

岩下、赤石、西岡

41

みぞれ雪この冷たさも春めきや

志茂

岩下、小山

42

頬なでる風やその先春めいて

本田

坂川

43

春めくも決算時期に落ち着かず

志茂


44

いずくより集いし街に猫柳

本田


45

桃の木に蕾膨らみ春の兆し

志茂

出口

46

朝寝とて味噌の香りにふらふらり

本田


47

天草の料理屋出でて猫柳

本田


48

あわじくも春めく色ぞいまだなし

岩下


49

こやなぎついぞ見かけた活花器

岩下


50

紅白をくらぶる野暮をさとす梅

岩下


51

春寒し猫がせかせど朝寝ぞな

岩下


52

いざとして春一番に帆を揚げろ

岩下


53

セーターの胸はつらつとギャルさわぐ

赤石


54

橋の上、人影薄く着物着て

赤石


55

ふる里の休耕田に猫柳

赤石


56

大川はやや春めいていく遊覧船

赤石


57

たけのこに山椒そえて寿司作り

赤石


58

エレキギターかきながされて鳥も逃げ

赤石



指導後の内容については、苓洲会に参加していただければわかります。

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